現代社会においてPCスキルの重要度は徐々に高まりを見せており、日本では2020年度からの学習指導要綱によって小学校から高等学校などの各学校において、プログラミング教育が必修化されました。
これは全員がプログラミングを生業として生きることを望まれてのことというわけではなく、プログラムを組む授業を受けることによって論理的思考力を身につける事を狙いとして導入された物となっているようです。
もちろんプログラミング教育を受けることでプログラムを組めるようになり、そこからさらに学習を進めて本格的にITエンジニアになることも可能で、今までよりも将来の職業選択の可能性を広げることになるのは間違いありません。
プログラミング教育の必修化によるメリットは、先に上げたとおり子どもたちがプログラミングを学ぶことで物事を順序立てて考えることに慣れ親しみ、論理的な思考をスムーズにできるようになることです。これにより非合理的なことを自覚しやすくなるため、メリットの少ない非行に走ったり、一方的なワガママを言うなどの行動に抵抗感を感じやすくなり、子供が自己中心的な人物になることを避けられることにも期待できるでしょう。
また、ITエンジニアなどの専門的な職業でなくても多くの職場でPCを使う機会は多く、PCの知識を持つことで事務処理などの効率化を図ることもできます。さまざまな場面にそのスキルを生かせることから、プログラミング教育を受けることに数々のメリットがあると言えるでしょう。